その歯医者さんの説明納得できますか?

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歯科器具の消毒について

      2016/01/30

良い歯医者さんを選ぶ1つの選択基準として、しっかりと器具が滅菌されているかで見分ける方法があります。
歯医者さんで使っている器具は常に血液や唾液にさらされます。

肝炎、エイズなどの感染症の患者さんが使った器具を消毒しないで自分の口で使われたら…考えただけで恐ろしいですよね…?
今回は器具の消毒方法について説明します。

1,消毒と滅菌では実は大きな違いがあります!
・消毒:病原性のある微生物をある程度殺すこと。
・殺菌:病原性の特定の微生物を殺すこと。
・滅菌:すべての微生物を殺します。←この方法が一番望まれます!

歯科など血液にふれた器具は感染性があり、滅菌する必要があります!消毒では駄目です!水で洗って、アルコールで拭けば全ての細菌を殺せると思いますか?

厚生労働省が出している指針でもアルコールで拭いただけではB型肝炎などは不十分だと言われています。
言い換えるとアルコールで拭いただけでは病気がうつると言う事です。

2じゃあどうすれば器具を滅菌出来るのか?
通常の歯医者では高圧蒸気滅菌という方法で器具を滅菌しています。これが簡易で確実に滅菌できる為、個人開業医では一般的な方法です。
簡単の説明すると高い圧力で120度20分蒸し焼きにすることです。これだけの圧力と熱を加えたらさすがに存在できる細菌はいません!

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3,良い歯医者を見分ける1つの方法
滅菌する際に、多くの歯医者では下のような袋に入れた状態でオートクレープにて滅菌を行います。

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器具がしっかりと滅菌されていれば、袋に入れた状態で診療台に出てきます。
これは、「この器具はしっかりと滅菌されており、その後も他の器具と触れていません」という歯科医院の合図でもあります。

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袋に入ってないから悪い!って事ではありません。

歯科医院の経営も苦しくなっており、中には滅菌はしたが袋には節約の為入れない歯医医院もあるので一概にはいえません。
病気を治すのに病気にされたくはないですよね?いくら腕が良くても一番大事な事は感染防止です。中にはしっかりと滅菌していない歯科医院もあります…

よい歯医者を探す目安の1つとして感染防止に力を入れている歯医者を探すのも手だと思います。

資金もあるし設備もしっかりしてそうですよね??保険の場合、歯医者が貰える費用も同じです。それでもしっかりと滅菌している歯医者は素晴らしいと思います。きっとそんな歯医者さんは患者さんを第1にしています。同じお金を払うなら私はそんな歯医者を選びます。

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