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歯を抜くのは待って!骨粗鬆症の薬に要注意!

      2016/01/23

骨粗鬆症の薬を飲んでいる方は、歯を抜いたりすると大きな副作用が発生すると報告されています!
今回は骨粗鬆症の薬(ビスフォフォネート製剤)を飲んでいる方の、歯医者で治療をうける際の注意事項について説明します!

1,歯を抜くと副作用で顎の骨が腐る!?
骨粗鬆症の薬(ビスフォフォネート製剤)は、骨のバランスを整える為に用いる薬です。

骨粗しょう症やがんの骨転移、高カルシウム血症、多発性骨髄腫などの治療に使われています。
歯科で問題となったのは、2003年にビスフォスフォネート薬剤による治療を受けている患者さんに、抜歯を行ったら顎の骨が腐ったり感染症が発生しました。
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2,どのような事がおきるの?
骨粗鬆症のは、骨の代謝(作り変える)を抑える事で、骨からカルシウムが出て行くのを防ぎます。しかし、骨の代謝(作り変える)の機能が低下すると、骨が新しならず、常に古い骨が残ったままになります。それによって、骨に細菌が感染することによって傷が治りにくくなり、骨が腐ってしまうなどの副作用が起こります。

その為、歯を抜くとこで骨を傷つけそこから細菌が感染することで骨が腐ってしまいます。

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3,原因は不明です…
しかし、体の中(内蔵)の手術を行っても、歯科のような症状が起きる事が少ない事からも、口の内の細菌が何らかの悪影響を与えているとの考えられています。

口の中は本当に汚いです、細菌だらけです。
よって、予防の為にも口の中を綺麗にする事が重要です。

4,注意事項
次の事に注意して下さい。
1)歯科医院では自分が骨粗鬆症の薬を飲んでいる事を伝えてください。
2)常に口の中を清潔に保ってください。
3)抜歯だけでなく、入れ歯が合わなくてできた傷口などでも顎が腐る原因となり得ます。入れ歯が合わないなど、口の中に傷が出来やすい環境の場合は注意が必要です。
4)骨粗鬆症の薬を年以上投与されている方は、リスクが高いとされていますので注意が必要です。
5)違和感がおきたら直にかかりつけ医に相談しましょう。早期発見が大事です。

※すべての歯科治療で問題が出るわけではなく、抜歯やインプラントなど大きな出血を伴ないうような外科処置で注意が必要で、虫歯治療など日常的な歯科治療には特に支障はありません。

5,それでも不安な方へ…
かかりつけ医では不安だと思われる方は、大きな医科大学病院(口腔外科が入っている)、または歯科大学病院で相談してください。
心配しないでまず相談です!

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