その歯医者さんの説明納得できますか?

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被せ物の保険治療について〜前歯編〜

      2016/01/16

今回は前歯の保険治療について説明します。

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今回説明するのは、前歯と言われる上の図の赤い点で示される歯です。真ん中から犬歯までの左右合わせて、6本が今回説明する保険適応の歯です。前歯の保険治療では以下の2つの方法が一般的には使用されます。

1、硬質レジン前装冠(表は白いが裏側が銀の歯)

crown004※簡単に言うと、金属の上にプラスチックを盛り上げた歯です。

<利点>
・保険適応で値段が安い、3割負担で約8000円程度です。

<欠点>
・プラスチックが水を吸収するために2年位で変色し汚れが付きやすくなります。歯が黄色くなってきます。
・金属を使用するために裏が金属となっているので審美的には…です。
・歯茎が黒くなります。
・プラスチックの部分が割れやすい

2、硬質レジンジャケット冠(全部白い歯です)
crown001<利点>
・裏に金属がないから審美的には良いです

<欠点>
・割れやすい(上記の硬質レジン前装冠とひかくしても割れやすい)
・色がつきやすい(唾液を吸うため色が変化しやすい)

以上が保険で認められている治療方法です。
「えっ?2番目だったら、白い歯だし、自費治療の歯と変わらないからいいじゃん」と思われた方がいらっしゃると思いますが、実は大きな落とし穴があります。

「割れやすい!黄色く変色しやすい!」

保険治療では、1の「硬質レジン前装冠」を勧められます。見た目が悪くても中が金属で丈夫ですから!歯が割れたらそれどこではないですからね…

保険で認められた治療だとやはり審美的、強度的には限界があります…ただ前歯の自費治療だと10万近く値段がいってしまうのが現状です。よく考えて治療を受けてください。

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