その歯医者さんの説明納得できますか?

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上の親知らずを抜くときに知って欲しい3つのポイント!

      2016/02/14

上の親知らずの抜歯は難しいの?

上の親知らずは下に比べてすぐ抜けます。歯の奥側に厚い骨がないので、簡単に抜ける場合がほとんどです。抜歯後の痛みも少ないです。

 

危険な事は?

「上顎洞がある事です」

上顎洞とは?
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上の絵の赤くなっている部分に上顎洞といわれる空間があります。(ちょうど頬の後ろの部分です)
上顎洞の詳しい役割はよくわかっていませんが、空間にする事で骨の重さを軽くする為などと言われています。実は上の親知らずはこの空間に歯の先が近いんです。

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上の図を見てください。右の図の赤い線が上顎洞の壁になります。歯の根っこが近いのが近いのがわかりますか?では上顎洞と歯の根っこが近いと何が問題なのか?それは‥

上の親知らずを抜くと上顎洞に穴が開いてしまいます。

1、上顎洞に穴が開くと?
鼻と口がつながっている状態になるので、うがいをしたら水が鼻から出ます。また、空気などが漏れてきます。しかし、一番問題となるのは、上顎洞に感染を起こし上顎洞炎という病気になります。

2、穴が開いた時の治療法は?
基本小さな穴は自然と塞がります。しかし、大きな穴に関しては周囲の歯肉を引っ張ってきて、穴を塞ぎ、縫合する必要が出てきます。

3、じゃあ抜かなければいいのでは?
残念ながら抜く必要があると言われた親しらずを放置していると、炎症が進んで顔が腫れてしまったりします。また、虫歯を放置したりすると、根っこに膿の袋が出来て結局上顎洞炎となります。

実際の抜き方です。興味がある方は見てください。(血の弱い方は見ないでください

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どうしても親知らずを抜くのが心配な方へ 

「歯科には口腔外科と言われる部門があります」

口腔外科とは口の中の癌、顔の骨折、難しい親知らずの抜歯など、普通の歯科医院では困難な治療を専門に行っています。

外科手術を専門にやっている機関なので、親知らずの抜歯も普通の歯科医院よりも多く行っており、腕がよい先生が多いのが特徴です。
(歯科大学などの口腔外科では親知らずの治療が多くを占めています)

普通の歯医者さんで抜けないような患者さんは、よく大学の口腔外科に紹介して抜いてもらいます。また、大学病院、大きな病院なので何かあった時はきっちりと対応してくれますので安心です。何かあったらやだなーと思う方は大学病院など、口腔外科があるところで抜いてもらう方がいいかもしれません。

近くに口腔外科が入っている病院がない。または大学病院までいくのは面倒な方はインターネットで「口腔外科 親知らず 専門 地域(東京、大阪、名古屋など…)」で調べてください。

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