その歯医者さんの説明納得できますか?

難しい歯科/歯医者さんの説明を分かりやすく解説したブログです。

神経麻痺が起きたらどうすれば?

   

何故親知らずを抜くと神経が麻痺するのか?
 下の図を見てください。赤の線に下槽神経といわれる神経が通っています。
右の下の顎の骨を見て頂くと、斜めに萌えている歯が親知らずです。その親知らずの根っこと神経が近いのが分かりますが?
よって歯を抜く際にこの神経を根っこで傷つけてしまうのです‥
顎骨          顎
麻痺した時はどんな感じですか?
神経には運動神経と感覚神経の2種類があります。今回、親知らずを抜いた際に傷つけてしまう神経は感覚神経です。
感覚神経が麻痺をするとどうなるのかと言いますと。歯医者さんで麻酔を打ってもらったようになります。もっと身近な例えでいいますと、足を組んでいたら痺れてきますよね?そんな感じです。
どの位で治りますか?
短い方だと1ヶ月程度で治る方もいます。しかし、数年かかる方もいますし、治らない方もいます。神経は皮膚と異なり再生がとても遅いです‥
治療法は?
まずお家で簡単にやって貰えるのは、お風呂に入った際にタオルで麻痺した部分を暖めてもらう事です。
えっ?こんな方法しかないの?と思われると思いますが、実は神経を治す画期的な方法はまだありません‥
<専門的な治療も‥ >
1、ビタミンB1,B6、B12(神経を回復するビタミン)
2、ATP(神経組織の代謝をよくする薬)
3、近赤外線治療
4、星状神経節ブロック(血流を多くして、神経への酸素の供給を増やし、治癒力を高める)
5、手術療法(神経吻合)
6、低周波治療
このように根本的な治療はなく、対症療法しかありません。一番重要な事は早めに治療をすることです。
神経障害を発症した場合には、障害から1ヶ月で活発的に神経再生が進行します。この間にいかに神経変性を食い止め、スムーズに再生を促すかが予後を左右します。
麻痺が起きたら直ぐに病院に行きましょう!
低周波治療はいかがですか?

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