その歯医者さんの説明納得できますか?

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指しゃぶりいつまでにどのようにやめればいいですか?

      2017/09/06

なかなか指しゃぶりが止められない‥困っているお母さんも多いですよね。今回は何故指しゃぶりをしてはいけないのか?指しゃぶりをずっと続けていると、どんな悪影響があるかを説明します。

指しゃぶりを何故やるの?

本能で赤ちゃんは生まれてすぐ母乳を飲まなくてはならない為に練習として、胎生14週ごろから口に手を持っていく行動がみられます。

また、子供の指しゃぶりは、緊張や不安を解消する効果があるのなどとても重要な行動なんです。 uzura-family_tanaka019

じゃあ何で止める必用があるの?

小児科では不安や緊張を防ぐ事から止めさせる必要をあまり感じていないお医者さんもいます。

しかし、歯科では指をしゃぶりによって歯並びに大きな問題を起こします!それが上顎前突開咬と呼ばれる状態です。

下の図を見てください。噛んでる状態なんですが、指がはいる部分が開いてしまっていますよね?これが「上顎前突・開咬」と呼ばれる状態です。このように噛んでいる状態でも前歯が開いてしまう歯並びになってしまいます。
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それぞれの専門家の考え方はどうか?

小児科、小児歯科 臨床心理士それぞれの指しゃぶりの考え方についてみていくと…

1)小児科医
指しゃぶりは生理的な人間の行為であるから、子どもの生活環境、心理的状態を重視して無理に止めさせないという意見が多い。特に幼児期の指しゃぶりについては、不安や緊張を解消する効果を重視して、歯科医ほど口や歯への影響について心配していない。

2)小児歯科医
指しゃぶりは歯並びや噛み合わせへの影響とともに、開咬になると発音や嚥下、口元の突出、顎発育への影響も出てくる。不正咬合の進行を防止し、口腔機能を健全に発達させる観点からも、4~5歳を過ぎた指しゃぶりは指導した方がよいという意見が多い。4歳以下でも習慣化する危険がある児に対しては指導する必要がある。

3)臨床心理士
指しゃぶりは生理的なものとしながらも、4~5歳になっても持続する場合は、背景に親子関係の問題や、遊ぶ時間が少ない、あるいは退屈するなどの生活環境が影響しているので、子どもの心理面から問題行動の一つとして対応する。
参考文献 指しゃぶりについての考え方(小児歯科学会)

 

どうやったら止められる?

一番重要な事は

やった事を注意してはいけない!やらなかった事をほめるようにする事です。

やっきになって指しゃぶりを強く注意するお母さんがいますが、注意をする事によって子供は隠れてやるようになります。また、チックや吃りなどの他の原因になってしまいます。よってやった事に注意するのではなく、やらなかった事を注意してあげましょう!

他にも止めさせる方法として…
1)子供の生活のリズムを整え、外遊びをさせてエネルギーを十分に発散させましょう。
2)手や口を使う機会を増やすようにつとめましょう。
3)もっとも指しゃぶりがやめられないのは寝る時です。
※例えば寝付くまでの間、子供を安心させるように手を握ったり、絵本を読んであげましょう。
4)女の子の場合にはマニキュアをするなど指を可愛くすると、興味がそちらに避けられる可能性があります。
5)指を食べると可哀想だからやめてあげるように話しをして下さい。

その他にも最終手段として…
1)指に特殊の液(苦味)を塗ります。指しゃぶり防止専門の液なのでもちろん体には問題がありあません。

2)歯科医院で専門の装置をつけます。←最終手段です。

 

<小児歯科学会の指しゃぶりの考え方です>

1)乳児期
生後12か月頃までの指しゃぶりは乳児の発達過程における生理的な行為なので、そのまま経過をみてよい。

2)幼児期前半(1~2歳まで)
この時期は遊びが広がるので、昼間の指しゃぶりは減少する。退屈なときや眠いときに見られるに過ぎない。したがって、この時期はあまり神経質にならずに子どもの生活全体を温かく見守る。ただし、親が指しゃぶりを非常に気にしている、一日中頻繁にしている、吸い方が強いために指ダコができている場合は4~5歳になって、習慣化しないために親子に対して小児科医や小児歯科医、臨床心理士などによる対応が必要である。

3)幼児期後半(3歳~就学前まで)
この時期になるとすでに習慣化した指しゃぶりでも、保育園、幼稚園で子ども同志の遊びなど社会性が発達するにつれて自然に減少することが多い。しかし、なお頻繁な指しゃぶりが続く場合は小児科医、小児歯科医、および臨床心理士による積極的な対応が必要である。

4)小学校入学後
この時期になると指しゃぶりは殆ど消失する。この時期になっても固執している子、あるいは止めたくても止められない子の場合は、小児科医、小児歯科医および臨床心理士の連携による積極的対応を行う。

参考文献 指しゃぶりについての考え方(小児歯科学会)

何歳までに止めればいいの?

歯科では3歳以下の場合は問題ないとされます。指しゃぶりを何故するのかをよく考えてみてください。何か心理的な面で問題があるかもしれません。3歳以上も続けているの場合は、歯並びに影響が出てくるという研究もあるので注意が必要です。

 - 小児歯科, 矯正歯科