その歯医者さんの説明納得できますか?

難しい歯科/歯医者さんの説明を分かりやすく解説したブログです。

保隙装置って何ですか?

      2016/02/08

子供の歯が虫歯で無くなってしまい、歯医者さんで「歯が動いてしまうので保隙が必要です」と言われました。

1,そもそも、保隙装置ってなんですか?
子供は歯が萌えてきます。その時に一番重要なのが歯が出る場所がしっかりある事です。

通常下の歯が出てくることで子供の歯が大人の歯と入れ替えます。しかし、ぶつけて歯が無くなった‥または虫歯の為に歯を抜いた‥などによって大人の歯が出る前に子供の歯が無くなってしまう事があります。

その為に開いているスペースに隣の歯が動いてしまう事があります。よって歯が寄らないように隙間を保つようにします。その隙間を保つ為につける装置を保隙装置(歯の間をつ装置)といいます。(ケースによって色々な装置を使います)

20120210005150c88                   上の歯の隙間を保つ装置(ナンスのホールディングアーチ)

IMG_9911_convert_20120309235505                         下の歯の隙間を保つ装置(バンドループ)

2,値段は?
残念ながら保険が適応されません‥自費診療となります。
大体の相場として3万~5万円ぐらいだと思います。

3,やらないとどうなるの?
お金が高い!いらない‥と思われる方もいらっしゃると思いますが、やらないと多くの場合は歯並びが悪くなります。歯が出るスペースがなくなり、色々な場所から出て来てしまいます。

(※やったからといって歯並びが良くなるわけではありません、この装置は保隙装置(歯の間をつ装置)です。矯正装置ではありませんので注意してください)

4,迷ってる方へ
確かに将来矯正が必要なる可能性があるのに、高いお金を出す必要があるのか?と思う方もいらっしゃると思います。
しかし、これは重要な予防です。話しは変わりますが、インフルエンザの予防注射はしますよね?したからといってかからないわけでもありません。でもかかっても軽くすむ場合もあります。

これと同じで、保隙装置をいれとけば、万が一矯正が必要になっても楽になります。矯正料金は数十万しますから‥もしも予防できるならやるべきです。ちなみに自分の子供には絶対やります。

5,注意点
保隙装置自体、どこでも行っている処置ではありません。
一般の歯科医院ではやっていません。多くは抜いたら抜きっぱなしです‥また、小児歯科と入っている歯科医院でも本当の専門ではない場合はやっていない所が多いです。

もし心配ならば、矯正専門医、小児歯科専門医にかかってください。(間違っても小児歯科と看板に書いてあるだけで入らないでください、日本では専門でなくても看板に書けます。)
・小児歯科専門医→http://jspd.or.jp/contents/main/doctors_list/index.html
・矯正歯科専門医→http://www.jos.gr.jp/roster/
上のリンクから探せます。一番早いのはお近くの歯科大学附属病院に行くことです。

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