その歯医者さんの説明納得できますか?

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過剰歯とは?

      2017/10/10

たまたまレントゲンを撮影したら「前歯に余分な歯がありますね」と言われました。過剰歯とはどんなもの?どうやって治療するの?

今回は、「余分の歯=過剰歯」について説明します。

過剰歯とは?

通常、人間の歯は乳歯は20本永久歯32本あります。

これより多い歯を「過剰歯」といいます。

1、どの位の頻度で発生するの?
統計的には30人に1人、クラスに平均1人の割合でいます。

2,性差
男>女

3,発生部位
通常、上の前歯に多く見られます。

過剰歯の種類

過剰歯には2種類あります

1,順性過剰歯
2,逆性過剰歯

1,順性過剰歯
頭が通常の方向(通常の歯と同じ方向)に向いている歯です。経過をみていると、勝手に出てくることがあります。

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2,逆性過剰歯
頭が反対の方向(鼻)に向いている歯です。放置していると、鼻から出てくる危険性もあります。

また、その他にも過剰歯が横をむいていることもありますが、多くの過剰歯はこの2つに分けられます。

どんな問題がおきるの?

次のような問題がおきる可能性があります

・永久歯が過剰歯で邪魔されて萌出してこない

・過剰歯をさけて変な方向から出ている

・永久歯の歯根を溶かしてします

・ほっておくと嚢胞化してしまう

・前歯がすきっ歯になる

・鼻から萌出する可能性がある(逆性過剰歯)

などなど、様々な問題を引き起こす可能性があります。やはり放置は危険です。

原因は?

大きな原因は不明です…

通常1本できるところが、何かの原因で二つに分かれたりすることで過剰歯となります。

 1クラスに1人はいるので決して変な病気なわけではありません。たまたま歯が1つ多く生まれただけですよ。

治療法は?

「抜歯です!」

問題としては…
多くの場合、6歳前後に発見する事が一番多く、子供が治療に耐えられないことが多いです…

イメージでいうと、大人でいう、埋もれている親知らずの抜歯と同じようなものです。小学校1年生(6歳)の子には難しい時もあります。

でも、歯並びに影響が出てきているのに、抜ける年齢になるまで経過観察しましょう…は…

やはり歯並びに大きく影響がでる前に抜歯をすることが一番ベストです!

どこで治療を受けられるの?

まずは、かかりつけ医で確認してください!

かかりつけ医で「何年も前歯が出てこないのに抜歯出来る年齢ではないので様子を見ましょう…」と経過観察を支持される。

など、対応に不安を覚える場合にはセカンドオピニオンをすることをお勧めします。その際は

・小児歯科専門医
・矯正歯科専門医
・歯科大学病院

などにかかられることをお勧めします。

 - 小児歯科, 矯正歯科