その歯医者さんの説明納得できますか?

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歯をぶつけて歯茎に埋まってしまった。

      2016/01/31

歯が歯茎に入りこむ事を歯科用語で埋入or陥入と言います。
歯の外傷は1〜3歳の転びやすい時期に多いのが特徴です。今回は歯の外傷における埋入or陥入について説明します。

埋入or陥入とは?
簡単にいうと歯が歯茎にめり込んでしまう事です。
下の図のように、前歯が反対側に比べてめり込んでしまっているのが分かります。

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右側の歯が短いですよね?決して折れたわけではありません。

治療法
1)永久歯
歯を元の位置をもどして6週間歯が揺れないように固定をします。

その後、歯の神経が腐る前に神経をとってしまいます。例外として、永久歯の根っこが完成していない6歳〜8歳ぐらいの子供では歯の位置を元に戻さず自然萌出する可能性があるので経過観察をします。

2)乳歯
自然に埋もれた歯が出てくる可能性が高いです。その後、歯の色が変わったorグラグラする場合には歯の神経の治療をします。

 
具体的にどんな経過をたどるの?(乳歯)
1)ぶつけて歯茎に入り込んだ歯は通常はグラグラしません。
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2)1〜2週間後に歯がグラグラする事があります。(歯が元の位置に戻っている証拠です)
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3)1か月ほどすると歯の色が黒く変わってくる事があります。これは歯の神経が駄目になった可能性を示唆します。よって神経の治療が必要になってきます。
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4)1〜6か月後には歯が元の位置に戻ります。
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5)歯が元の位置に戻り、歯の色が変わらなければもう大丈夫です。

(※これはよくある歯の埋入の一例です。全てが当てはまりません。)

どんな歯科医院にかかればいいの?
子供では小児歯科
大人では口腔外科に来院されるといいと思います。しかし、更に専門の病院に見てもらいたい場合は日本外傷歯学会の認定医の先生を見ていただく事をオススメです。
外傷歯学会認定医一覧

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