その歯医者さんの説明納得できますか?

難しい歯科/歯医者さんの説明を分かりやすく解説したブログです。

子供が暴れて歯科治療が出来ない…どうすればいいですか?

      2017/09/06

子供に虫歯があるけど、暴れて治療ができない…

虫歯は進行しちゃうけど、先生は落ち着いて治療出来るまで待ちましょうと何もしてくれないし…本当に大丈夫??

今回は診療台にも座れない…そんな低年齢児の子供の治療について説明します。

暴れて治療が出来ない子供の治療法は?

全部で4つの方法が考えられます。

トレーニングを行い、治療が出来るように訓練する。
抑制具を用いて治療を行う。
全身麻酔を用いて治療を行う。
齲蝕抑制剤を使う

それぞれについて詳しく説明します。

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トレーニングを行い、治療が出来るように訓練する

3〜4歳になると歯科医師の話しが分かるようになり、治療の訓練を行う事が出来る年齢です。

しかし、3歳未満では理解が難しのでトレーニングの効果は期待できません…年齢が上るまでトレーニングを続けていると、どんどん虫歯が進んでしまい、全て歯の神経をとる事になります…

この場合には上記の・抑制具・全身麻酔・う蝕抑制剤の治療法が適応となります。

抑制具を用いて治療を行う

泣いて暴れると危ない為、下の道具を用いて子供をネットで固定します。

この道具をレストレーナーと言います。保護者としては見ているのがつらい、あまりに暴れるの大丈夫かと不安になります…

 

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低年齢の1〜2歳だと通常は記憶には残りません、よって本人は覚えていないので、少ない虫歯なら抑えてでも、一気にやるのも手です。しかし、4歳以上になると記憶が残る可能性があります…よって記憶が残る年齢でのレストレーナーでの治療はしない方が無難です。

この場合は全身麻酔の治療法が適応です。

全身麻酔を用いて治療を行う。

歯科治療で全身麻酔?!
と思われる方もいますが、虫歯だらけでご飯も食べられない…痛くて夜泣きがひどい…などの場合には、全身麻酔にて治療を行います。

寝ているためにいっぺんに多くの虫歯治療が行えるので、少ない回数で治療が終わります。リスクのついては麻酔科の先生によく説明して貰って下さい。

大学病院、市民病院など虫歯の治療で全身麻酔をおこなっている施設では、通常2〜3ヶ月待ちが当たり前です。

それだけ需要が高いんです!稀な事ではありません。どうしてもこまっている時は施設に相談して下さい!

虫歯が進行して大きく顔が腫れてしまってからでは遅いです。

 

むし歯抑制剤

小さな虫歯ならサホライドと言われる薬を塗るだけで進行を抑制できます。

しかし…歯が真っ黒になります!また、刺激が強い為、深い虫歯には使用ができません…しかも、一時的な処置なので結局ダメになることがほとんどです。

根本的な解決にはなりません。昔の先生がよくつかっている方法です。

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こちらで詳しい説明をしています。
クリックして下さい⇒「子供の虫歯進行抑制剤って何??

どんな病院にかかればいいの?

1)小児歯科専門医
子供のトレーニングにも慣れているので、通常の歯科医院より治療になれています。

よく歯科医院の看板に「歯科、矯正、小児」とありますが、専門で小児をやっているわけではありません!小児専門医は小児歯科学会で認定された人だけです、間違いがないように注意してください。

こちらからお近くの小児歯科専門医が調べられます。

クリックして下さい。⇒専門医がいる施設

2)歯科大学附属病院
専門の先生が確実にいて、全身麻酔にも対応しているので一番ベストですよ。

九州大学病院小児歯科
群馬県立小児医療センター

など、他にも日本各地に歯科大学附属病院、小児医療センターがありますので調べてください。
インターネットで「お住まいの地域(大阪、東京)、全身麻酔、歯科、大学病院、小児」で検索してください。

※最後に!歯に大きなむし歯があるのに
治療が出来る年齢まで待ちましょう」は一番駄目です。

諦めないで是非このサイトのような方法で治療を受けて下さい。

歯医者さんは出来れば泣いている子供の治療はしたくありません…そりゃー、見て見ぬふりしますよ…危険ですしね、保険点数も低いですし…でもそんな歯医者さんでも、自分の子供なら抑えてでもやりますよ…

「抑えてでもやってくれる、そんな先生が一番名医ですよ!」

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